原因・対応

不登校や学校が嫌いで行きたがらない子どもへの月曜日対策

月曜日というのは、大人も子どもも憂鬱なものです。

元気に毎日学校に通っている子どもですら憂鬱になるので、不登校の子どもや、学校を休みがちな子どもは、特に苦痛を感じてしまいます。

一方で、不登校生は、月曜に学校に行けるとその週の登校率が大きく上がり、行けなかった週はがくんと下がる傾向にあります。

つまり、月曜日という週のスタートをどう過ごすかで1週間全体が大きく変わってくるのです。

そこで今日は、私がおすすめしている「学校に行きたがらない子どもへの月曜日対策」をご紹介します。

ABOUT ME
タカジン
自分自身も不登校になった経験を活かし、300以上の不登校生の家庭を支援してきた不登校カウンセラー。不登校生の保護者の相談サービス『ぴあぽーと』を運営。

日曜の夜は予定を入れない

日曜,夜

子どもが学校のことを考えずにすむようにと、日曜の夜に楽しい活動を計画する親御さんがいますが、それは逆効果です。

人間は嫌なことが後に控えていると、楽しいことをしていてもその事だけを考えてしまうのです。

なぜならば人間の最も強い感情は「恐怖」だからです。

人間も含めて動物は、生き延びるために「外敵の危険」「環境の変化」「自身の飢え」をいち早く察知して自分自身に危険信号を出すようになっており、恐怖が最も強い感情になっているのです。

恐怖をしずめるためには、なによりもまずリラックスすることが必要です。

そのため、日曜で予定を入れるのは日中の午後までとし、夕方以降は家で穏やかに過ごすのが望ましいです。

まず月曜に行くことだけを考えるように言う

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仕事や学校のことを考えて日曜の夜に憂鬱なのは「月曜日が嫌」なのではなく、「月曜に始まるつらい1週間」が嫌なのです。

月曜単体ではなく1週間全体に着目しているのです。

もし仮に、月曜が登校日で火曜水曜が休みであれば、その憂鬱はぐっと小さくなるはずです。

だから、日曜の夜にお子さんが学校に行くことに憂鬱になっていたら、

「まず明日がんばって行こう。火曜以降のことは明日行ってからまた考えよう」

と伝えてあげることが大事です。

ただし、「明日行ったら火曜は休んでいいから」とは決して言ってはいけません。

子どもは都合のいいように大人の言葉を受け取る時があります。

実際、月曜に行って火曜に休むこともあるかもしれません。

それでも月曜に休むよりははるかに良いのですが、最初から火曜に休むことが前提なのはおかしな話です。

火曜にどうするかは、月曜に学校に行ってから子ども考えてください。

月曜日の夜に子どもが楽しみになることを計画する

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これはとても有効な方法です。

つらいことが控えている中で楽しいことをやっても楽しめませんが、つらいことの後に楽しいことが控えていると、人は前向きな気持ちでがんばれます。

  • 月曜は30分門限を遅くする
  • 夜にお父さんと一緒にゲームする
  • 好きなデザートを食べる
  • 就寝時間を30分遅くしていい

などのごほうびが有効です。

最後に

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月曜日の夜は子どもをいっぱいほめて、翌日へのモチベーションを高めてあげましょう。

金曜日の夜は、1週間の中でがんばったことをいっぱいほめて、翌週へのモチベーションを高めてあげましょう。

ご紹介した方法をぜひ積極的に試してください。

お子さまが月曜日の朝に元気に学校に行けることを願っています。

不登校生の親向け
オンライン相談サービス

私は長年、不登校の家庭を支援していますが、自分自身も不登校の経験があります。

当時はすごくつらかったですが、その経験がいま不登校カウンセラーとしてとても力になり、これまで300名以上の不登校生を支援してきました。

不登校は子どもの成長のステップの一つであり、適切に対応すれば必ず次に進むことができます。

「どうすればいいか分からない」と悩んだ時は、ぜひお気軽にご相談ください。

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