勉強・進路

不登校生の通信制高校の卒業率はどれくらい?就職や将来は大丈夫?

こんにちは。不登校支援カウンセラーのタカジンです。

これまで300人以上の不登校生を支援する中で、進路相談にもたくさん対応してきましたが、

「不登校経験者の通信制高校の卒業率はどれくらいですか?」

「不登校生でも通信制高校ならちゃんと卒業できますか?」

「通信制高校でも就職や将来は大丈夫ですか?」

といった質問や相談を頂くことが非常に多いです。

そこで、本日はこれらについて詳しくご説明したいと思います。

ABOUT ME
タカジン
自分自身も不登校になった経験を活かし、300以上の不登校生の家庭を支援してきた不登校カウンセラー。不登校生の保護者の相談サービス『ぴあぽーと』を運営。

通信制高校の卒業率は高い

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通信制高校への不安

通信制高校とは、毎日学校に登校しない代わりに、学校が定めた回数のレポートを作成・提出して学習を進める高校です。

以前は郵送でレポートをやりとりするのが主流でしたが、最近ではインターネットを活用した学習システムを提供し、スマホ、タブレット、PCで学習を進める学校が増えています。

ただ、形態はどうあれ、通信制高校ではみんなと授業を受けるのではなく、一人で学習を進めることになります。

誘惑の多い思春期の時期に、一人で学習を進めるのは難しいように思えます。

ましてや、不登校経験のある子どもであれば、勉強が遅れている場合も多いです。

不登校経験のある子どもや親御さんが「大丈夫かな?卒業できるかな?」と思う気持ちはよく分かります。

でも、実は通信制高校の卒業率はすごく高いのです。

各種類の高校の卒業率

高校は、全日制、定時制、通信制の3つの種類がありますが、それぞれの高校の卒業率は次の通りになっています。

  • 全日制公立高校:99.2%
  • 全日制私立高校:98.8%
  • 通信制公立高校:93.3%
  • 通信制私立高校:95.2%

※平成28年度文部科学省資料より

このように、通信制高校の卒業率は通常の全日制高校と同じくらい高く、ほぼ全員が卒業できているのです。

ちなみに定時制高校の卒業率は、正確なデータが公表されていませんが、公立で60%、私立で80%と言われています。

そのため、確実に高校を卒業したいと思うなら、全日制か通信制を選ぶべきです。

不登校経験者でも卒業できる

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「通信制高校は卒業率が高いので、卒業できないかもという不安は持たなくていいですよ」と言うと、多くの不登校生の親御さんが、

「うちの子は不登校なので・・・」

とおっしゃいます。

でも、通信制高校の生徒は不登校経験者が多く、約40%が元不登校生と言われています。

半分近くが不登校経験者でありながら、全体の卒業率は90%を超えているので、

「不登校生だったから通信制高校の卒業は難しい」

ということにはなりません。

みんな不登校で苦しんだ時期があっても、通信制高校ならばきちんと卒業できているのです。

就職や将来への悪影響もない

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「通信制高校だと就職や将来に影響はありますか?」と聞かれる事も多いですが、通信制高校出身であることが就職や将来に影響することはありません。

なぜなら、今の企業の採用において高校の学歴をチェックされることがほとんどないからです。

履歴書には出身高校を書くものですが、企業の人事は面接者の学歴を大学や専門学校しか見ません。どこの高校出身かを見ていないのです。

私はいろんな企業の人事と知り合いですが、みんなそのように言っていました。

だから、通信制高校卒業でも、就職や将来に悪影響が出ることはありません。

通信制高校で大事なのは次の進路を見つけること

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ただ、通信制高校に進んだ時は一つだけ注意すべきことがあります。

それは、在学中に次の進路をきちんと見つけることです。

高校生の進路は、

  • ①大学進学
  • ②専門学校進学
  • ③就職

の3つが主ですが、通信制高校の卒業生の進路決定率は60%程度になっています。

約40%の生徒は進路が決まらないまま卒業しているのです。

ちなみに、全日制の高校であれば、大学受験の浪人も含めると進路決定率は95%になります。

そのため、通信制高校を選ぶ時は、次の進路へのサポートが充実していて、進路決定率が高い学校を選ぶことが大切です。

公立と私立だと進路決定率はどちらが高い?

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すべての通信制高校が進路決定率を公表しているわけではありませんが、教育関係者の間では「公立の通信制高校は進路決定率がかなり低い」というのが常識になっています。

実際、私立の通信制高校は進路のサポートが充実しており、進路決定率が90%を超えている学校もたくさんあります。

大学の進学実績も良いです。

また、高校就学支援金によって、私立でもかなり安い学費で通うことができます。

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そのため、私は通信制高校に通う場合は私立をおすすめしています。

進路決定率の高いおすすめ通信制高校

飛鳥未来高校

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飛鳥未来高校は、奈良県に本校のある広域通信制高校です。

専門学校を多数運営している三幸学園グループが運営しており、多彩なコースが展開されています。(※キャンパスごとに用意されているコースは異なる)

飛鳥未来高校は、慶應義塾大学、明治大学、青山学院大学、上智大学、東京工芸大学、法政大学、駒澤大学などの有名大学への進学実績があります。

また、高校で学んだ専門分野をさらに学ぶべく、専門学校へ進学する者も多いです。

このように多様な進路選択をしっかりサポートしており、進路決定率が93%と非常に高いのが特徴です。

鹿島学園高校

鹿島学園高校,通信制高校

鹿島学園高校は茨城県鹿嶋市に本校がある広域通信制高校です。

全日制高校として知られていますが、通信制課程もあります。

キャンパス数が非常に多いため、通常の通信制課程に加えて、週1日制、個人指導制、家庭教師制、全寮制などのさまざまな学習スタイルを提供しています。

また、アニメ、ネイル、美容、ファッション、ITなど、一人ひとりが興味のあることをとことん学べるコースがあります。(※キャンパスごとに用意されているコースは異なる)

また、鹿島学園高校は、大学受験に強い通信制高校として有名です。

国公立では京都大学、北海道大学、埼玉大学、私立では慶應義塾大学、早稲田大学、日本大学、中央大学、帝京大学、立教大学、東京理科大学、明治大学などの進学実績があります。

学費が安くて学習や進路のサポートも非常にしっかりしている通信制高校です。

N高校

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N高校は角川ドワンゴが2016年に設立した広域通信制高校です。

インターネットサービスの会社が作っただけあって、ネットの学習システムがすごく充実しているだけでなく、ネット部活があったり、プログラミングクラスやボーカロイド授業など、おもしろいオプションがたくさん用意されています。

一方で、学費は通信制課程の一年目の学費が73,000円となっており、日本で2番目に学費の安い通信制高校です。

現在とても人気の通信制高校です。

N高校は2018年に第1期の生徒が卒業・進学を迎えましたが、東京工業大学、九州大学、筑波大学などの国立大学や、慶應大学、早稲田大学、上智大学などの難関私立大学に合格者を多数輩出しています。

また、トップ層が優秀なだけでなく全体のレベルが高いことも有名で、今後は東京大学や京都大学への進学者もどんどん出てくると言われています。

子どもたちからは楽しいと評判の一方で、進学実績も高いので、今後ますます人気の通信制高校になると思います。

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通信制高校がお子さんの人生にとって良いステップになればいいですね。

お子さんが自分なりに進路を見つけ、歩むことができるようになることを願っています。

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