家族・兄弟

兄弟に不登校の子どもがいたらどんな影響があるの?適切な対応は?

「不登校は兄弟に影響を与えますか?」

「どう対応したらいいですか?」

こんにちは。不登校カウンセラーのタカジンです。

先日とある不登校生の親御さんから、このような質問を受けました。

  • どうしたら悪い影響が出ずにすむのか。
  • 兄弟の不登校をどう説明すればよいのか
  • どうしたらみんなが明るい家庭でいられるのか

兄弟への接し方や不登校の説明のしかたについて、どの親御さんも悩まれています。

そこで今日は、子どもが不登校の時の兄弟への影響と対応を、これまでの支援経験をもとにお伝えしたいと思います。

ABOUT ME
タカジン
自分自身も不登校になった経験を活かし、300以上の不登校生の家庭を支援してきた不登校カウンセラー。不登校生の保護者の相談サービス『ぴあぽーと』を運営。

不登校生と兄弟との関係・影響

「兄弟の一人が不登校になると、他の子たちとの兄弟関係はどうなるのか、どんな影響がでるのか」

これは、その兄弟のもともとの関係性によって大きく変わります。

私が支援してきた子どもたちを見ていると、兄弟仲が良い場合は、不登校になると兄弟の存在に助けられる場合が多いです。

元気な方のお子さんも、兄弟が不登校で苦しんでいる姿を見て、人の痛みがわかるようになります。

逆に、仲があまり良くない場合は、悪い影響が出て親御さんも対応に苦労します。

私が支援してきたご家庭の声を紹介します。

兄弟仲が良い不登校家庭の子どもの声

不登校,兄弟

兄はいつも僕の方を見ずに適当に話を聞く。

でも、親みたいに否定はしないし、適当に聞いてくれるくらいが自分としては気軽に話しやすくて、ありがたかった。

学校の様子を双子の妹から聞いていた。

そのおかげで、学校生活にどう戻るかが考えやすくてよかった。

弟も同じ時期に不登校になっていた。

親はかなり参っていたけど、家に遊び相手がいるのであまり考え込まずにすんだ。

兄弟仲が悪い不登校家庭の子どもの声

不登校,兄弟

私が不登校の時、同じ中学の妹は私の友だちに「お姉ちゃん元気?」と言われるのを嫌がっていた。

そのせいで仲が悪くなっていった。

元々仲良くなかった兄が不登校になり、一緒にいる時間が長くなってしまった上に、僕に攻撃してストレス解消するようになった。

そのせいで習い事も勉強もやる気がなくなった。

学校好きの弟は、私の不登校が受け入れがたかったようで、口もきかなくなった。

ただ、今も仲良くはないけど、その時期によい距離感をお互いにつかんだ。

子どもが不登校になった時の兄弟への対応

不登校,兄弟

一人が不登校でも兄弟の前では同じように接しよう

子どもが不登校になると、色々と気を遣ったり、改善されるように働きかけるのは、親として当然のお気持ちです。

でも、他の兄弟がいるの前では、全員を対等に扱わなければなりません。

特に兄弟仲が悪い場合は、一人の不登校をきっかけに様々な問題が起きてしまうことがあるので、なおさらです。

子どもというのは、「兄弟の中で何番目に大事にされているのか」をとても気にします。

兄弟が平等に扱われているかどうかを、子どもはとても気にします。

実際、私が支援したご家庭の中には、長男が学校へ行かなくなって親が特別扱いするようになると、妹も特別扱いされたい一心で学校を休もうとする事例がありました。

妹さんが、「自分は大事にされていないのではないか」という不安を抱いてしまったのです。

ですから、兄弟の前では全員を対等に扱ってください。

二人きりの時は特別扱いしよう

ただ、人はどうしても矛盾を抱える生き物です。

人は平等に扱われたいと思うと同時に、自分だけは特別扱いされたいものなのです。

よって、親は兄弟の一人ひとりと二人っきりの時間をつくり、その時だけは特別扱いするとよいでしょう。

2人だけの秘密を持つことや、普段は言えない2人っきりだからこそ言える言葉をかけるのも有効です。

「○○と2人で話していると、お母さん気持ちが落ち着くよ。」

「○○が毎日お風呂洗ってくれるから、お母さんすごく助かってる。」

こういった言葉をかけ、お子さんの話をとことん聴いてください。

お子さんには、お母さんに話したくても兄弟や旦那さんがいることで話せていないことがあるはずです。

こういった対応の中で生まれるコミュニケーションには、お子さんだけでなく親御さん自身も癒されるはずです。

最後に

子どもが不登校になった時、ほかの兄弟にどう説明するかは誰でも悩むものです。

幼い下の子に、上の子の不登校を説明する時は特に難しさを感じるでしょう。

そういう時は特に説明する必要はありません。

「学校を休んでいるとサボっているように見えちゃうかもしれないけど、今○○は一生懸命頑張っているから、応援しようね」

とだけ言えば十分です。

子どもは親の不安には敏感です。

「大丈夫。心配いらないよ。」と兄弟を安心させてあげることも忘れないでください。

不登校生の親向け
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私は長年、不登校の家庭を支援していますが、自分自身も不登校の経験があります。

当時はすごくつらかったですが、その経験がいま不登校カウンセラーとしてとても力になり、これまで300名以上の不登校生を支援してきました。

不登校は子どもの成長のステップの一つであり、適切に対応すれば必ず次に進むことができます。

「どうすればいいか分からない」と悩んだ時は、ぜひお気軽にご相談ください。

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