原因・対応

不登校の子どもの気持ちとは?どうすれば楽な気持ちにできるのか?

こんにちは。不登校カウンセラーのタカジンです。

今日は、「不登校の子どもの気持ち」と「どうすれば不登校の子どもを楽な気持ちにできるのか」についてお話ししたいと思います。

まず、なぜ「不登校の子どもの気持ち」をお伝えしたいかというと、人は相手に自分の気持ちを理解してもらえないと自分の殻に閉じこもってしまうからです。

不登校に限らず、人の問題は関係者がコミュニケーションをとりながら解決していくことが多いですから、悩んでいる人が自分の殻に閉じこもってしまうと、解決が難しくなります。

例えば、夫婦の問題も、旦那が奥さんの気持ちを理解しないと、奥さんは自分の殻に閉じこもってしまい、問題は解決されにくくなります。

それと同じです。

では、「不登校の子どもの気持ち」はどのようなものなのでしょうか?

ABOUT ME
タカジン
自分自身も不登校になった経験を活かし、300以上の不登校生の家庭を支援してきた不登校カウンセラー。不登校生の保護者の相談サービス『ぴあぽーと』を運営。

親と子どものすれ違い

不登校,親子,すれ違い

不登校になると、親子の気持ちはすれ違い、家庭の中で以下のような状況が発生します。

父親は不登校を理解できない

不登校の子どもは「学校に行こうとしても体が言うことをきかない」と悩んでいます。

でも、お父さんは「自分は毎日通勤している」「嫌なことがあっても仕事を続けている」という自負があります。

そのため、子どもの気持ちを理解するどころか、不登校を受け入れてあげることができず、厳しく叱ったり子どもをさげすむことがあります。

こういった状況は、男の子が不登校になった時に父子の間でよく起こります。

母親は不登校を理解できてもイライラする

一方でお母さんは、お父さんほど子どもをさげすむことはないのですが、家で子どもと一緒にいる時間が父親より長いので、別のストレスが発生します。

それは、家で子どもが寝ていたりゲームをしている姿を見て、

「なんで怠けているのか」

「どこも悪くないのになぜ学校に行かないのか」

と、ついイライラするということです。

1日や2日なら気にならないのですが、毎日子どもがだらだらしているように見えると、心配、不安、いら立ちが募っていくのです。

そして子どもはふさぎこむ

でも、子どもは何らかのストレスを抱えたり、親には言えないことが学校であったから、学校に行けなくなったのです。

そのため、親にイライラされると、

「だれも自分のことをわかってくれない」

「なんで理解してくれないのか」

とふさぎ込んでいくようになります。

どうしたら不登校の子どもの気持ちに共感できるのか?

不登校,気持ち,共感

共感とはそもそもどういう意味なのか

これまでの話からわかる通り、親御さんが不登校になったお子さんの気持ちに寄り添うのは、とても難しいものです。

でも、不登校生の気持ちは不登校生にしか共感できないのでしょうか?

それは違います。

中には、お子さんの気持ちにうまく共感できる親御さんもいらっしゃいます。

心理学の世界では、共感とは「同じ人間として共通点を見出し、近い感情で接すること」と言われています。

不登校生と同じ境遇でなくても、

  • みんなと同じようにできない経験
  • 人生のレールを外れてしまった経験
  • 特定の場所や集団が苦手な経験

などを自分の中で見出すことができれば、不登校生の気持ちがわかるはずです。

不登校生の親に対する本当の気持ち

「お父さんも会社に行きたくない日があるんだ」

「わかっていてもできないことってあるよね」

不登校生は親に対して、このように共通点を見出して気持ちに共感してほしいのではないかと、私は思います。

「自分だって仕事をしたくないと思ったことはある。でも自分は休んでいない」と違いばかりを強調してはいけません。

自分と子どもの間に共通点を見出し、子どもに共感してあげてください。

不登校生の孤独な気持ち

お仕事、家事、子育てをされている親御さまは、本当にすばらしいと思います。

苦労もきっと多いでしょう。

でも、きっとそんな親御さまのことは誰かが認めてくれるはずです。

しかし、不登校生は誰からも認めてもらえません。

「誰も認めてくれない」というその気持ちに、少しでも目を向けてあげてください。

不登校生がだらだらする理由

不登校,だらだら

不登校生の弁護を少しだけすると、昼まで寝ていたりネットやゲームに依存することは、さほど気にする必要はないと私は思います。

なぜなら、これらはあくまで不登校に付随する二次症状であり、不登校の背景にある精神的な部分が回復すれば自然と減っていくからです。

不登校生でも、好きなことを見つけて熱中していたり、進みたい進路が見つかって勉強する人もいますが、それは回復段階に進んでいるからです。

その前の段階の不登校生は、勉強する気はおきず、他にすることもないので、どうしても昼まで寝たりネットやゲームに依存するものです。

逆にそういった時期を経ずに回復している例は、ほとんど見たことがありません。

最後に

不登校,相談

大人だって、嫌なことがある中で日々一生懸命に生きています。

気持ちに余裕がない時や、相手に共感する心のゆとりがない時の方が多いくらいです。

だから、親は、何度も自分に問いかけないといけないんです。

「自分は、この子を”学校に行っている”という条件つきでなければ愛せないのか」

「家事や育児や仕事で、状況は違っても今の子どもと同じような気持ちになったことはなかったのか」

そうやって何度も自分に問いかけることで、少しずつ不登校の子どもに共感できるようになるのです。

ただ、決して一人で悩まず、親御さんも相談できる相手を作るようにしましょう。

有料にはなってしまいますが、私に相談しても良いと思います。

お子さんが、早く元気に自分の人生を歩めるようになることを願っています。

不登校生の親向け
オンライン相談サービス

私は長年、不登校の家庭を支援していますが、自分自身も不登校の経験があります。

当時はすごくつらかったですが、その経験がいま不登校カウンセラーとしてとても力になり、これまで300名以上の不登校生を支援してきました。

不登校は子どもの成長のステップの一つであり、適切に対応すれば必ず次に進むことができます。

「どうすればいいか分からない」と悩んだ時は、ぜひお気軽にご相談ください。

詳しくはこちら

関連記事