不登校経験談

不登校経験者の通信制高校での友だち・受験勉強・大学進学【体験談】

こんにちはタカジンです。

私は不登校カウンセラーとして働きながら、不登校生専門の塾でボランティア講師としても活動しています。

その塾で、最近入った新しい生徒の親御さんから、

「不登校になって通信制高校に通ってるうちの子でも良い大学に行くことはできますか?」

という質問を受けました。

その時に、不登校から通信制高校を経て大学に進学した私の友人のYさんの話をしたので、みなさんにもご紹介したいと思います。

ABOUT ME
タカジン
自分自身も不登校になった経験を活かし、300以上の不登校生の家庭を支援してきた不登校カウンセラー。不登校生の保護者の相談サービス『ぴあぽーと』を運営。

Yさんが不登校になった経緯

不登校,経緯

Yさんは中学2年生の冬休みに、病気が発覚し、三学期から数年間にわたる長期の入院生活が始まりました。

病院から外出許可をもらい、なんとか通学をして中学卒業と高校受験の合格を成し遂げたのですが、高校生になると登校日数が足りず、あっという間に留年が決定しました。

再び高校に登校出来るようになる目処も立たなかったため、高校を中退したのですが、「高校中退」という現実と向き合うことに苦しみました。

高校を中退したところで「中卒」「病気持ち」の自分が、どうやって働いて生きていけば良いのか・・・。

生きていく術が全く検討もつかず、将来の不安だけが頭をよぎり、泣くしかない日々を送っていたそうです。

通信制高校への進学を決意

通信制高校,高校卒業認定試験

そんな時、Yさんは『高校卒業認定試験』の存在を知ります。

高校卒業認定試験とは、試験に合格すると高校卒業程度の学力があると認定され、大学の受験資格が得られる制度のことです。

当時、医者になる夢を諦められなかったYさんは、高卒認定試験を受験するため、とある通信制高校の高卒認定通信コースを受けることにしました。

教材を学校から取り寄せて病院で自習し、先生との面談のために月に1回だけ通信制高校に通うという通学スタイルをとっていました。

そこでYさんの価値観を大きく変える出会いがあります。

不登校経験者でも通信制高校なら友だちができる

通信制高校,落ちこぼれ

Yさんは、同じ通信制高校に通っていて年齢も同じAさんと出会いました。

Aさんは県内の進学校に通える成績がありながら、あえて高校進学を選ばず、高卒認定の通信コースを履修していました。

「なぜAさんは高校に行かない選択肢を選んだの?」とYさんが聞くと、

「高卒認定に受かれば、大学受験ができる18歳まで3年間自由な時間が出来る。その間に自分がやりたいことを思いっきりするの!」という返事がかえってきました。

高卒認定は満16歳以上から受験ができますが、大学入学資格の年齢条件は18歳なのです。

Aさんは16歳になった年の夏に高卒認定試験に合格し、18歳になるまでの2年半、海外を旅しながら語学の勉強をしていました。

そして、大学受験にも合格して大学生になりました。

それまでYさんは、「通信制高校に通う自分は落ちこぼれだ」と心のどこかで自分を責めていたのですが、彼女の生き方を見て、常識にとらわれている自分に気づきました。

すると、通信制高校でも友だちができるようになり、孤独から少しずつ解放されたそうです。

大学受験の勉強における通信制高校のメリット

通信制高校,受験勉強

その後、Yさんは受験勉強をがんばり、希望する大学に合格することができました。

ちなみに、Yさんは途中から「自分にとっては大学に進学するためのベストな選択肢だ」と思うようになったそうです。

それは、通信制高校に以下のメリットがあったからです。

自分のペースで生活できる

病気を抱えるYさんにとって通常の高校生活や毎日の通学は負担が大きく、塾に通ったり家で勉強したりする体力がなくなってしまうのです。

でも、通信制高校は月に一回の通学ですむため、自分のペースで生活・勉強することができ、塾に通う体力的な余裕もできます。

時間が増える

通常の全日制の高校だと、受験に関係のない科目の授業や活動がたくさんあります。

家と学校の距離次第では通学時間もかかります。

学力は基本的に投入時間によって決まるので、これらの時間を節約できる通信制高校は大学受験において実は有利なのです。

身体・心・人間関係などの問題によって、普通の高校に通うと勉強できなくなる場合は、通信制高校の方が勉強に適した環境なのです。

不登校の応急処置になる

不登校のまま中学を卒業したり、高校で不登校になった場合、とりあえず通信制高校に入学することは応急処置になります。

本格的に進路について考えたり、受験勉強に取り組むのが難しい状態でも、とりあえず通信制高校でレポートとスクーリングさえやっておけば高校卒業に支障はありません。

その間に元気を取り戻し、目標を見つけ、スムーズに復帰することができます。

学費が安い

そして最大のメリットは、高等学校就学支援金のおかげで学費がかなり安くなることです。

高等学校就学支援金という学費の助成制度があるため、世帯年収が500万円の家庭なら年間7万円〜25万円で通うことができます。

詳しくは各通信制高校の資料を取り寄せてご確認ください。

通信制高校でも良い大学に進学できる?

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最後に、冒頭の「通信制高校でも良い大学に行けますか?」という質問に回答させていただきます。

それは自分の中で通信制高校をどう位置づけ、どう活用していくか次第です。

Aさんのように、通信制高校に通う意義を最初から考えて選ぶ人もいれば、Yさんのように通いながら自分の中で明確になって行く人もいますが、いずれにせよ、本人が自分の中で通信制高校に通う意義を見つけることが大切です。

あなたのお子さんが通信制高校に通う意義を自分なりに考えた時に、「大学に行くため」という想いが芽生えれば、通信制高校でも大学に進学することができるでしょう。

実際、通信制高校から東京大学・京都大学・慶應大学・早稲田大学といったような難関大学に合格する子どももいます。

大学進学率が全日制高校の平均を上回る通信制高校もあります。

だから、まずは気になる通信制高校の資料を請求してみてください。

資料を見ると、お子さんも具体的なイメージが湧いて、考えやすくなります。

高校は義務教育ではないので、不登校になると留年・退学して、社会から断絶してしまい、立ち直ることが難しくなります。

そうなることを防ぐためには、高校に通うのが難しくなった時に、良さそうな通信制高校の資料を子どもに渡し、「こういう選択肢もある」ということを伝えるのが大切です。

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通信制高校がお子さんの人生にとって良いステップになればいいですね。

お子さんが自分なりに進路を見つけ、歩むことができるようになることを願っています。

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その中から興味のある通信制高校を選んで、簡単に一括で資料請求することができます。

興味のある方は、ぜひ資料請求してみてください。

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