原因・対応

子どもが不登校になったら母親は仕事をやめるべき?続けるべき?

こんにちは。不登校カウンセラーのタカジンです。

子どもが不登校になると、仕事をしているお母さんの多くが、

「子どもと一緒に過ごす時間を増やしたほうがいいの?」

「仕事をやめても子どもを支えることを優先すべき?」

「子どもが不登校で仕事に集中できない」

と考えるようになります。

そこで今日は、私が以前に支援したMさんの話を紹介しながら、「子どもが不登校になったら母親は仕事をやめるべきかどうか」を説明したいと思います。

ABOUT ME
タカジン
自分自身も不登校になった経験を活かし、300以上の不登校生の家庭を支援してきた不登校カウンセラー。不登校生の保護者の相談サービス『ぴあぽーと』を運営。

不登校の子どもがお母さんと一緒にいたがる

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Mさんの息子さんは、小学校4年生でいじめにあって不登校になりました。

いじめを受けた時のトラウマから、「自分はまわりから変に思われているのではないか」という気持ちが今も強く、外出すると心臓がどきどきしてしまいます。

そのため、外出する時は必ずMさんと一緒じゃないとだめで、そばを離れません。

ただ、Mさんは母子家庭なので、平日は毎日夕方まで仕事に出ています。

「仕事を一旦やめて自分が一緒にいたほうが、安心感が増して回復が早いのか。」

「それとも生活を安定させるために、働き続けるべきか。」

「日中、子どもを家で一人にしておくのは良くないのではないか。」

このような悩みを抱えていました

お母さんにとって一番良い選択肢を

確かに、子どもはお母さんがそばにいると安心するものです。

ただそれは、お母さんがいきいきとしている場合のみ当てはまります。

お母さんがストレスを抱えていれば、子どもは一緒にいるとむしろ不安定になります。

だから、お母さんにとって一番望ましい選択をするのが大事です。

具体的にどうすればいい?

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もし、不登校の子どもを抱えながらこの先も仕事をするのがつらければ、その仕事をやめるか別の仕事を探すべきです。

でも、今は仕事が楽しくて、これまで通り働きたいと思ったらそうすべきです。

子どもが不登校だから、少し仕事量を減らしながら働くのが自分にとって一番いいと思ったら、そうするのも良いと思います。

不登校から子どもが回復するために、親が明るく元気であることはとても大切です。

だから、仕事については、どうすれば母親であるあなたが一番明るくいられるかを考え、判断するのが良いと思います。

不登校生が留守中に孤独にならないために

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ただ、もし仕事を続けたいと思った場合は、日中に子どもが孤独感を感じないように最大限努力しましょう。

Mさんは働くことは継続しつつ、毎日昼休みと帰る前に息子さんに電話を入れるようにしていました。

そして、息子さんにとって良い「居場所」を探すことも大事です。

具体的には、フリースクール、適応教室、習い事などです。

すべての留守時間をカバーするのは難しいですが、良い居場所が見つかれば、ずっと家で留守番をしているよりも息子さんもきっと楽しいはずです。

最後に

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働きながら子育てをするのは、時に不安や後ろめたさを感じるものです。

特に子どもが不登校なのに仕事に行くと、罪悪感を感じることもあるかもしれません。

でも、母親が仕事をするほうが子どもの成長に良い影響を与えるということが、多くの研究機関によって明らかにされています。

わたしも、お母さんの勤務内容と子どもの年齢や状況を伺った上で個別にアドバイスしていますが、基本的には明るく働くお母さんでいてほしいと願っています。

あなたが明るく働く姿が、子どもが回復する上でとても重要な要素であることを忘れないでください。

不登校生の親向け
オンライン相談サービス

私は長年、不登校の家庭を支援していますが、自分自身も不登校の経験があります。

当時はすごくつらかったですが、その経験がいま不登校カウンセラーとしてとても力になり、これまで300名以上の不登校生を支援してきました。

不登校は子どもの成長のステップの一つであり、適切に対応すれば必ず次に進むことができます。

「どうすればいいか分からない」と悩んだ時は、ぜひお気軽にご相談ください。

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