法人成りをすると得られるメリット

エンジニアが独立するときには個人事業主になり、フリーランスで働くのが一般的です。しかし、フリーランスでも法人成りをすることは可能で、さらに一般的な株式会社のように人材を雇用して組織化を図っていく道も選べます。個人事業主として働いてきたエンジニアが法人成りをすると、主に3つのメリットがあるので個人と法人のどちらが良いかを事業の内容や目標に応じて検討してみましょう。

法人成りをすると信用を勝ち取りやすくなるのがメリットです。個人事業主の場合と違って法人の場合には事業だけに使用する資金が設けられていて、経営者の生活とは切り離されています。さらに法人の方が組織化が進んでいて安定した経営体制が整えられているというイメージを持ってもらえます。クライアントを獲得する上で有利になる要素が多いのが法人です。

信用を獲得しやすくなる影響を受けてリソースも手に入れやすくなります。従業員を獲得するために求人を出したり、銀行や信用金庫などで融資を受けて資金調達をしたりするのが比較的容易になるのがメリットです。また、取引先からの信用を得やすくなり、事業に必要な物資の確保もしやすくなります。

また、事業利益が大きくなって入れ鵜場合には税額を抑えられるというメリットもあります。個人と法人では税制の枠組みが異なり、一般的に利益が大きいときには法人の方が税金を減らせるのが特徴です。長期的に売り上げを伸ばせると見込まれるなら法人成りをした方が良いでしょう。